ブランデーはフルーツを発酵させ、蒸留したお酒です。そのフルーツですが、葡萄以外のフルーツでもそれを原料にすればブランデーになります。中でも一番親しまれているのが葡萄からつくられたグレープブランデーです。それは何十年もかけて熟成すればするほど味や香りが良くなりおいしくなります。


 コニャック   フランスのコニャック地方でつくられるグレープブランデーです。熟成の評でエクストラ・ナポレオン・X.O.・V.S.O.P.・V.O.があります。
アルマニャック フランスのアルマニャック地方でつくられるグレープブランデーです。

  グレープ 

生産地は日本、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、アメリカ、オーストラリアなどで、その国でとれる葡萄を原料にしたワインを蒸留してつくられます。
  フルーツ りんご   カルヴァドス、アップルブランデー、アップルジャック

プラム   スリヴォヴィッツ、テュイカ

チェリー  キリシュワッサー

西洋梨   ウィリアム

木苺    ソヴァージュ

  粕取り   

ブランデーやワインの製造中にでる葡萄粕や絞り粕を原料にして再発酵、蒸留してつくるブランデーです。フランスではマール、イタリアではグラッパといいます。良質で高価なものもあります。

ブランデーは香りが命です。ブランデーグラスの由縁はその香りを逃がさないための形にあるのです。少しのブランデーをグラスに注ぎ、まるいグラスを両手で暖めて香り(アロマ、ブケ)を楽しみながら飲みます。グラスの口がすぼんでいるのは、香りを逃がさないためと、グラスの口が鼻の位置にくるようになっているためです。

その金色に輝く液体を眺めているだけでも贅沢な気分にさせてくれますが、BGMはショパンにして、優雅なひとときを過ごします。






 
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