一口にウイスキーといってもいろんな種類があります。大きく分けて5種類ですが、それを5大ウイスキーといいます。

ス コ ッ チ 大麦を原料としたものです。本場イギリスのスコットランド地方で生産されています。その中でも、ハイランド、ローランド、キャンベルタン、アイレイの4つの地域に分かれています。
アイリッシュ 大麦以外にグレーンを原料としたものです。ウィスキー発祥の地・イギリスのアイルランド地方で生産されています。
アメリカン ライ麦とコーン(とうもろこし)を原料としたもので、生産地はアメリカです。ケンタッキー州を中心に生産されているパーボンウィスキーはコーンウィスキーの一種です。
カナディアン ライ麦とコーンを原料としたものです。原料はアメリカンと同じですが、連続式蒸留したものを単式蒸留したものとブレンドします。そのため味はマイルドになるのが特徴です。
ジャパニーズ 大麦と穀類を原料としたものです。生産地は日本です。アメリカの法律改正でジャパニーズウィスキーという表現になりました。

ウィスキーこそTPOにあわせて楽しめるお酒です。高級品より安価のものの方が荒削りな味でワイルドさを楽しめて古き良きアメリカン時代を想わせてくれます。

ロックをステンレスマグで飲るのが気に入ってます。ステンレスマグはダブル構造よりシングルの方が冷たさが心地よくおいしく感じます。ただマグが汗をかくのがタマにキズですが・・・

ウィスキーを使った有名なカクテルにマンハッタンというのがありますが、このマンハッタンというのは酔っ払いという意味です。ニューヨーク州マンハッタン島は昔はネイティブアメリカンが所有していた土地ですが、売買契約に反対していた酋長がふるまい酒に酔っ払って土地売買の契約をしてしまったことからこの名がつきました。

マンハッタンはアメリカンタイプのカクテルでアメリカンウィスキーをベースにスィートヴェルモット、アンゴスチュラビターをステアしてつくります。このアメリカンウィスキーはライウィスキーがいいのですが、カナディアンウィスキーやバーボンウィスキーでも代用できます。

しかしスコッチウィスキーをベースにしたものはマンハッタン・カクテルではなくロブ・ロイ・カクテルといいます。日本のバーではたいてい国産のウィスキーで代用しているようです。

ベースにしているウィスキーを見極めてマンハッタンを注文したのにスコッチウィスキーをベースにしたものを出されて、「これはロブロイですね。注文したのはマンハッタンで、これじゃありませんよ。」なんて辛口のセリフを言ってみたいものです。





 
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