ヨーロッパ人が新天地を求めて7つの海を渡っていた頃に船員たちが飲んでいたのがラムです。ラムの産地は中南米のすべての国々・島々です。 さとうきびの蔗糖汁を発酵、蒸留して作られたお酒です。味によってライトタイプミディアムタイプヘビータイプがあって、ライトは無色か薄い色に、ヘビーはダーク、ミディアムは、そのどちらかの色に着色されています。 中南米産のものをラムといいますが、産地によって名前が変わります。 |
ラム | 中南米産のものをラムといいます。ヘビー、ミディアム、ライトの3タイプがあります。 |
アラック | 東南アジア産のラムタイプのお酒です。糖蜜、糖蜜とヤシの樹液、糖蜜と米、ヤシのジュースなどを原料としてつくられます。 |
ピンガ | ブラジル産のラムタイプのお酒です。ブラジルでとれた糖蜜を原料に発酵蒸留してつくられます。その良質のものをピンガといい、それ以外のものをカシヤッサといいます。 |
アラキ | エジプト産のラムタイプのお酒です。原料はヤシの樹液が主ですが、糖蜜をつかうこともあります。ポルトガル人が日本に持ち込んだ最初の洋酒です。 |
1655年から1970年まで英国海軍では毎日ラムが支給されていました。ラムスネイヴィーは海軍にちなんで酒名がつけられました。またパッサーズレッドは「英国海軍の主計官」という意味です。ラムを飲んでいるとヨーロッパ人の希望に満ち溢れた当時の航海の様子がおもいおこされます。 |
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